PowerShell プチ情報

こんにちは、エス・ワイ・シーの松本です。

PowerShell での情報整理などを好んで行うのですが、今まで見落としていたことで、何とも素晴らしい発見があったのでお知らせいたします。

知っている人は、「何をいまさら」かもしれないのですけれども。

Windows Server で、インストール済み役割と機能の情報を収集しようと思うと、以下のようなことをします。

Get-WindowsFeature | Export-Clixml -Path WinFeature.xml

これを、Windows 11 の作業用 PC などに持ち帰って

$WF = Import-Clixml -Path WinFeature.xml
$WF

などとすると情報が確認できるわけですが、なんとなく微妙に思うことないですか?

Windows Server 自身で、Get-WindowsFeature で見ると身目麗しく書式成型されて表示されるのに、
Windows 11 などに持ってくると、Get-WindowsFeature コマンドの出力そのものではないから、成形表示ではなく情報がだらだら出るわけです。


これをそれっぽく成形表示するような簡易スクリプトを書いたこともありました(遠い目

でも。でもです。
実は、なんと。
Windows 11 に役割管理ツールをインストールしていた場合、
Import-Module ServerManager
としてサーバーマネージャーモジュールを読み込んで

$WF

とすると、あら不思議!! 身目麗しく表示されるじゃありませんか!!

XML 形式で情報保存しているから、オブジェクトに付随する情報もやはり含まれているので、 ServerManager モジュールを読み込むことにより、オブジェクトの定義が増えるみたいで、まるでサーバーそのもので観たような表示を得られるではありませんか!!

似たようなもので
Get-NetFirewallRule でエクスポートした XML ファイルも
Import-Module NetSecurity するときちんと見えます。

Direction =1が送信なのか受信なのか悩まずとも、
Direction = Inbound と表示してくれるありがたみたるや、、、

ぜひ一度お試しください。