HPE StoreEasy NAS で日本語配列のキーボードを接続しても英語キーボード設定となってしまう問題を解決する方法

こんにちは、エス・ワイ・シーの島田圭吾です。

今日は、HPEのNAS製品であるHPE StoreEasy シリーズのキーボードの問題について。

この製品にはWindows Storage Server のOSがプリインストールされていますが、筐体のUSBポートに日本語配列キーボード(106キーボード)を接続してもなぜかOSの設定では英語キーボード設定のまま変わらないことがあります。

接続するキーボードが悪いのかと考え、さまざまな日本語配列キーボードの製品を接続するも全て英語キーボードのまま改善されません。

デバイスマネージャのキーボードのドライバを確認しても「HID キーボードデバイス」と認識されていますので、これは正しいドライバを読み込んでいます。

ではこれをどうやって日本語キーボード設定としてOSに認識してもらうかは以下の手順で可能です。

1、OSのデバイス マネージャーを開きキーボードを探します。
2、キーボードのアイコンを展開して、ドライバ「HID キーボードデバイス」を右クリックします。 
3、「ドライバーの更新」をクリックします。 
4、「コンピューターを参照してドライバソフトウェアを検索」をクリックします。 
5、「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします。 
6、「互換性のあるハードウェアを表示」のチェックをオフにします。 
7、 製造元一の覧から「Microsoft」を選択します。 
8、モデルの一覧から「Microsoft USB Office Keyboard(106/109)」を選択して「次へ」をクリックします。
9、「ドライバーの更新警告」が表示されますが、「はい」をクリックします。 
10、ドライバーの更新が完了したらOSをリブートします。 
11、 OSが起動してきたら再度デバイス マネージャーを開きキーボードを探します。
12、キーボードのアイコンを展開して、ドライバ「Microsoft USB Office Keyboard(106/109)」を右クリックします。 
13、キーボードアイコンを展開し、「Microsoft USB Office Keyboard(106/109)」を右クリックします。 
14、「ドライバーの更新」をクリックします。 
15、「コンピューターを参照してドライバソフトウェアを検索」をクリックします。 
16、「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします。 
17、モデルの一覧にある「HIDキーボードデバイス」を選択して「次へ」をクリックします。 
18、ドライバーがインストールされます。

以上で「HIDキーボードデバイス」のドライバーを使用しながら日本語配列キーボードと認識されるようになります。

これでキーボードの *や@ がどこだったか悩まずにすみそうです。(^^)/